無線通信補助設備の使い方は、地上から無線通信補助設備の接続端子に無線機を接続し、地階にいる隊員との連絡を行います。
1.【条文】
消防法施行令第29条の3
消防法施行規則第31条2の2
2.【使用方法解説】
1.地上入口にある無線通信補助設備の接続端子の保護箱のふたを開け、無線機に接続します。

2.接続する方法として、無線機のアンテナ部分を外し、無線通信補助設備用の接続端子を接続します。

3.地上部分で接続端子と接続すると、同軸ケーブルを使って、地下全体に無線を送ることができます。地下で活動する隊員は、地下に設置されたアンテナから無線を傍受し、活動することができます。

3.【解説・その他】
・地下では、同一フロアであれば無線が届きますが、階層が違うと無線が届きにくくなります。そのため、無線通信補助設備により地下でも無線が使えるようにします。
・地上での無線機接続が必須となります。
・無線通信「補助」設備であるため、地上では無線の中継(補助)を行わなければ本部等との無線対応はできません。
4.【FAQ】
Q1. 地上ではどのような対応をしなければならない?
地上の無線機は、アンテナ部分を外して無線通信補助設備と接続するため、地下との無線専属となり、本部等外部との無線対応ができなくなります。本部との無線対応をする無線機を使用した隊員と、地下との無線対応をする隊員が必要になります。
Q2. 地下との隊員同士で無線の対応はできるか?
地下にいる隊員同士では無線対応ができない場合が多いです。
一旦地上の隊員に情報を送り、地上の隊員から地下全体へ無線を送る必要があります。
×地下→地下(直接は不可)
〇地下→地上→地下全体(地上を中継し、地下全体へ送信する)
Q3. 無線機が無ければ連絡ができないのでは?
無線通信補助設備は、地上に接続端子がありますが、防災センター等にも接続端子がある場合が多いです。
防災センター等にある放送設備を活用すれば、無線機を使わずに、連絡を行うこともできます。
Q4. 点検は必要?
半年ごとに点検が必要です。
なお、無線通信補助設備は機器点検のみです。
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