消火器とは?|消防法令の定義を解説

消火器とは、人が操作して消火薬剤を放射する器具で、用途や能力に応じて設置基準が定められています。

 

【消防法令上の定義】

・防火対象物又はその部分には、防火対象物の用途、構造若しくは規模又は消火器具の種類若しくは性能に応じ、総務省令で定めるところにより、その消火に適応するものとされる消火器具を設置すること。  

・消火器具は、通行又は避難に支障がなく、かつ、使用に際して容易に持ち出すことができる箇所に設置すること。

 

【条文】

消防法施行令第10条(消火器具に関する基準)

消防法施行規則第6条~第11条

消火器の技術上の規格を定める省令

 

【解説・その他】

・消火器は業務用消火器、自動車用消火器、住宅用消火器などがあります。

・消火剤には水、強化液、泡、二酸化炭素、ハロゲン化物、粉末などがあります。

・消火器には加圧式と蓄圧式があります。

・消火器の外面は25%以上を赤色にする必要があります。(住宅用消火器を除く)

・見やすい位置に次の事項を記載した簡明な表示が必要です。

 消火器の区別、加圧・蓄圧の区別、使用方法、使用温度、能力単位、放射時間、放射距離、製造番号、製造年、製造者名、型式番号、容量または質量、総質量など

・通行又は避難に支障がなく、必要時にすぐに持ち出せる場所に設置すること。
・消火器は各防火対象物・部分から歩行距離20m以下(大型消火器は30m以下)になるよう設置し、各階ごとに設置すること。

 

【FAQ】

Q1. 消火器は点検が必要ですか?
はい。 消火器は半年に1回外観などの機器点検が必要です。

 

Q2. 小規模な飲食店でも消火器は必要ですか?
ガスコンロ等を設置する飲食店では規模に関係なく設置が必要です。

ただし一定の条件(調理油過熱防止装置、自動消火装置又はその他の危険な状態の発生を防止するとともに、発生時における被害を軽減する安全機能を有する装置を設ける)により設置が不要となる場合があります。

 

Q3. 住宅用消火器を店舗に設置していますが、問題ありませんか?

店舗等、防火対象物には「業務用消火器」の設置が必要です。住宅用消火器の場合は基準に適合していないため、消火器未設置となりますのでご注意ください。

 

Q4. 消火器はどこでも捨てられますか?

消火器は通常の廃棄物では廃棄できません。リサイクルができる業者等による引き取りが必要です。

 

それゆけ!ほむらくん!の実践防火講座でも紹介しています。

第7回 消火器

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