加圧送水装置とは?|消防法令の定義を解説

加圧送水装置とは、屋内消火栓設備等、水等を使用して消火する設備において、高架水槽、圧力水槽又はポンプにより圧力を加え、送水を行う装置をいいます。

 

1.【条文】

消防法施行令第12条

消防法施行規則第12条

加圧送水装置の基準

 

2.【解説・その他】

・加圧送水装置には以下の種類があります。

高架水槽方式高架水槽の落差を利用して送水のための圧力を得る方式の加圧送水装置で、水槽、制御盤、水位計、排水管、溢水用排水管、補給水管、マンホールその他必要な機器で構成されるものをいう。
圧力水槽方式水槽に加えられた圧力を利用して送水を行う方式の加圧送水装置で、水槽、圧力計、水位計、制御盤、排水管、補給水管、マンホールその他必要な機器で構成されるものをいう。
ポンプを用いるもの回転する羽根車により与えられた運動エネルギーを利用して送水のための圧力を得る方式の加圧送水装置で、ポンプ及び電動機並びに制御盤、呼水装置、水温上昇防止用逃し配管、ポンプ性能試験装置、起動用水圧開閉装置、フート弁その他必要な機器(以下「付属装置等」という)で構成されるものをいう。

 

・ポンプに関する用語は次のとおりです。

制御盤加圧送水装置の監視、操作等を行うための装置をいう。
呼水装置水源の水位がポンプより低い位置にある場合に、ポンプ及び配管に充水を行う装置をいう。
水温上昇防止用逃し配管ポンプの締切運転時において、ポンプの水温の上昇を防止するための逃し配管をいう。
ポンプ性能試験装置ポンプの全揚程(ポンプの吐出口における水頭とポンプの吸込口における水頭の差)及び吐出量を確認するための試験装置をいう。
起動用水圧開閉装置配管内における圧力の低下を検知し、ポンプを自動的に起動させる装置をいう。
フート弁水源の水位がポンプより低い位置にある場合に、吸水管の先端に設けられる逆止弁をいう。
非常動力装置内燃機関、ガスタービン又はこれらと同等以上の性能を有する原動機により、ポンプを駆動する装置をいう。

 

・主にポンプを用いるものがよく使われています。(安定した圧力確保ができ、建物規模に応じた柔軟な設計が可能なため)

屋内消火栓設備スプリンクラー設備水噴霧消火設備泡消火設備屋外消火栓設備連結送水管(ブースターポンプ)を設置されている場合は必要となります。

 

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3.【FAQ】

Q1. 加圧送水装置の制御盤の設置場所は?
火災等の災害による被害を受けるおそれが少ない場所に設けることとされています。また、第1種制御盤は制限はありませんが、第2種制御盤は不燃室に設ける必要があります。

 

Q2. ポンプの大きさに基準はありますか?

消火設備の種類により変わります。(必要放水量が小さい設備では、小規模ポンプで対応できます)

 

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